印刷・広告のちょっとした雑学。ご参考までに。。。
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チラシ (leaflet)
「散らし」から生まれた言葉で、情報を散らすといった意味があります。この言葉からも分かるように、あるメッセージを四方に散らすということが、チラシの役割そのものだったのです。
古代日本では紙が貴重品であったため、木の札が紙代わりに使われていました。帳簿や記録に頻繁に使われ、人への伝達にも使われました。元は「文板(ふみいた)」が訛ってふだと呼ぶようになったようです。そのため、紙でできているものでも、札と呼ばれるようになり、江戸時代の引き札はその一例です。この引き札(報状とも言われる)がチラシの原形です。面白いことに、引く福(客)を「引く」ことであり、後世になって「散らす」と逆転しています。
ヨーロッパでは、その形状からリーフレット(一枚の葉)と言いますが、チラシの方が内容をよく表しています。
最近ではフライヤー(flier)とも言われています。
またビラはbillから来ています。
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広告の割合 (rate of the advertisement)
2002年の日本における総広告費は5兆7千億円で、主な順位は次の通りです。
| 第1位 | テレビCM | 1兆9千億円 |
| 第2位 | 新聞広告 | 1兆7千億円 |
| 第3位 | 折り込み | 4千5百億円 |
| 第4位 | 雑誌広告 | 4千億円 |
| 第5位 | DM | 3千4百億円 |
| 第6位 | 展示映画 | 3千2百億円 |
| 第7位 | 野外広告 | 2千8百億円 |
| 第8位 | 交通広告 | 2千3百億円 |
| 第9位 | ラジオ広告 | 1千8百億円 |
| 第10位 | POP | 1千7百億円 |
マスコミ4メディア広告と言われているのが、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌です。折り込みはそのうち雑誌、ラジオを抑えて3位であることが注目されます。それだけ、重視されてきていることが分かります。ちなみに、インターネット広告は8億円程度。これからどのように伸びてくるか分かりません。
チラシの場合は、折り込みのみのデータなので、その他に出されているイベント用、商品用、店頭用、ポスティング用などを含めるとさらに巨大な額となります。
※電通資料参考
印刷の発明 (the invention of the print)
印刷の発明といったときは、活版印刷のことを指しています。そしてもっとも大切なことは活字が使われたということです。
活字自身はすでに東洋では、使用されていました。ヨーロッパでは、グーテンベルク(ドイツ 1399〜1468)によって1450年に発明されました。活字を使っての印刷は、その後急速に発展し、現代の印刷へと発展しました。
日本ではオランダ語通詞をしていた本木昌造(1824〜78)が明治2年(1868)に日本の文字の活字印刷を完成させました。この本木活字を定着させたのが、弟子の平野富二です。改良を重ね、東京築地活版所を設立し印刷を本格的な事業に発展させました。
現在はこの活版はほとんど行われず、活字を使用しない平版(オフセット)で印刷が行われています。
印刷・製版の概要
印刷とは広い意味で原稿と組版、製版、刷版、印刷、さらに製本し、書籍や商業印刷物(ポスター、パンフレット、チラシなど)の形にすることをいいます。
さらに狭義の意味では刷版を印刷機に取り付けて、紙などの被印刷物にインキを転写する複製技術(press、プレス)を印刷と呼んでいるのです。
印刷方式には凸版、凹版、孔版、平版などの方式がありますが現在では大半が平版(PS版)を使ったオフセット印刷方式が主流を占めています。
印刷機には仕様する紙によって枚葉機(まいようき)と輪転機(りんてんき)に分かれるが、枚葉機はシート状に切断された用紙を一枚づつ印刷する方式であり、輪転機はロール状の用紙に印刷する方式です。輪転機は通常オフ輪と呼ばれ、高速・大量生産に優れた印刷機といえるでしょう。
孔版印刷とは
版に傷をつけることで表面のインキが浸透し、紙など被印刷物にインキを付着させる方法です。謄写版が、この孔版にあたります。ロウ原紙をヤスリの上に置き、金属筆で手書きすることで小さな穴をあけ、ここにインキが染み込んでいきます。
この孔版は、現在ではほとんど見かけませんが、手づくりの文集や社内報、教材などに細々と使用されています。
一方、シルクスクリーンも孔版の一種ですが、こちらは現在でも様々な場面で活用されています。版画も孔版の一種ですが、こちらは時に10〜15色印刷といった芸術的な版画なども見られます。

